【日韓定期戦】関西学生選抜 ~初戦を終えて~

関西選抜と漢陽大學校の試合が6月29日(火)にノーリツアリーナ和歌山で開催されました。

【1Q】19-17
関西選抜は3Pシュートが18%と相手のゾーンに対して苦しんだが、流動的なオフェンスからバスケットに対して効果的にアタックし、19得点を記録。対する漢陽大學校も5本のアシストを伴った2Pを85%で沈め、リード許すも僅か2点に留める。

【2Q】8-13
関西選抜は1Qから続く相手のゾーンを攻め切る事が出来ず、3Pシュートが2/10(20%)の成功に留まり中々得点が伸びない。一方の漢陽大學校もトラベリングやパスミスなど9本のターンオーバーによりリードを広げる事が出来ず、27-30と漢陽大學校3点リードで後半へ突入。

【3Q】16-12
後半開始直後から漢陽大學校は積極的に3Pシュートを試投するも思うように決まらない。対する関西選抜はNo.7 米澤協平がこのクォーター5分の出場で5得点と持ち前のドライブ力を活かして相手ディフェンスを翻弄する。さらに、No.8 高橋克実がこの試合3本目となる3Pシュートをブザービーターで決めて43-42と逆転して最終4Qを迎える。

【4Q】22-16
両チーム共にインサイドにおける激しいディフェンスからフリースローの獲得が目立ったこのクォーター。関西選抜はNo.8高橋克実、No.10金田龍弥を中心にキレのあるドライブと素早いパス回しにより相手ディフェンスを翻弄。最後はキャプテンNo.4 小栗瑛哉が技ありのフローターを沈めて勝負あり。

【最終】○関西選抜 65-58 漢陽大學校●

露口亮太 ヘッドコーチ(大阪産業大学監督)

画面中央:露口 亮太 ヘッドコーチ

—— 初戦を振り返ってどうでしたか?

(露口 ヘッドコーチ)
コンセプトの”Ready” ”Intensity” “Communication”の部分を遂行出来ていた事がまずは良かったです。
特にオフェンスでは相手のゾーンに対して戸惑いもありましたが、自分たちのやりたいバスケットである「ハードディフェンスから素早い展開に持ち込む事」を40分間継続出来たから勝利に繋がったと思います。
初戦という事で緊張や硬さも見られた中でもチーム一丸となり戦い抜けた事は大きな収穫だと思うので、次の試合に向けてもポジティブに頑張ります。

小栗瑛哉 主将(大阪産業大学)

小栗 瑛哉(4年/PG/大阪産業大学)

—— 初戦を振り返ってどうでしたか?

(小栗)
相手のゾーンに対して戸惑いもあり、シュート確率が悪くなってしまいましたが、ディフェンスからハードワークした結果が昨日の勝利に繋がったと思います。
今日の練習ではゾーンアタックの練習を多く出来たので、次の試合ではしっかり自分たちの狙いたいシュートを打ち切って、決め切りたいと思います。

高橋克実 副主将(龍谷大学)

高橋克実(4年/SG/龍谷大学)

—— 初戦を振り返ってどうでしたか?

(髙橋)
個人的に不調で全くシュートが入りませんでしたが、打ち続ける事で絶対に入ると信じて次の試合は全部決めます。漢陽大學校のオフェンスに対してはスピード面では勝っていると思いますが、フィジカル面で当たり負けしたので、より効果的に身体を当てて、相手を苦しめたいと思います。

志冨田温大 (天理大学)

志冨田 温大(4年/SG/天理大学)

—— 初戦を振り返ってどうでしたか?

(志冨田)
自分の仕事はハードなディフェンスと声でチームを鼓舞する事なので、その部分は徹底できたと思います。今日はイージーミスを1つしてしまったので、ミスを無くして得点に絡む事で天理代表としてアピールします。

佐々木綾聖 (大阪学院大学)

佐々木 綾聖(3年/SF/大阪学院大学)

—— 初戦を振り返ってどうでしたか?

(佐々木)
漢陽大學校はフィジカル面が強いと思っていましたが、普段の大会で留学生とも対戦しているのでそれ程苦戦はしませんでした。
最後のプレーは自分がリバウンドを取ってシュートを決める予定だったんですけど、志冨田さんがリバウンドを取った後に自分から離れていってしまってシュートを打てなかったのは寂しかったです(笑)


広報渉外部 長友優典

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