前大会覇者の京都産業大学。高確率な3Pシュートを武器に、チームに勢いをもたらすシューターNo.44丹羽(3年・金沢高)や、躍動感あふれるNo.11石川(3年・興誠高)、チームをまとめるNo.14岩田(4年・四日市工高)とアウトサイド陣は豪華なメンバーが揃う。また、驚異的な身体能力でリバウンドを支配するNo.33福島(2年・東舞鶴高)の成長も著しい。スピード感あふれるゲーム運びで2連覇へ突っ走る。
同志社大学は身長のハンデを感じさせないプレイでゲームを支配するNo.0 田野(2年・北陸高)がチームを引っ張る。また、類い稀な得点感覚を持ち、当たりだすと止まらないNo.7岸本(4年・倉敷青陵高)のプレイも必見。ガッツ溢れるプレイと正確なシュートが魅力のNo.15谷口(2年・桜宮高)や期待のルーキーNo.53荒谷(1年・洛南高)など死角はない。上級生と下級生がうまく噛み合い、安定した試合運びができればおのずと優勝も見えてくるだろう。
関西外国語大学は正確なシュートで得点を量産するNo.13森崎(2年・大塚高)やシューターであるNo.11影井(3年・鳥羽高)がチームの顔となる。チームとして上背はないものの、スピードとシュート力で上位進出を目論む。
No.4水越を中心とした中京大。No.6幸野(4年・藤枝明誠高)の巧みなゲームメイクに加え、昨年度から主力であるオールラウンダーのNo.11大崎(2年・佐久長聖高)・1on1の強さが光るNo.12真里谷(2年・富田高)・スピード感あふれるプレイを繰り出すNo.13杉本(2年・光泉高)の2年生トリオをはじめとする下級生の勢いもある。前回大会ではベスト16入りを果たした。今年は上位に名乗りをあげることができるか。
外からのシュートを得意とするNo.9中嶋(3年・海星高)、No.12柿内(4年・大津高)、そこにNo.26サンブ(2年・八王子高)など高さのあるインサイドが加わり、内外問わずバランスよく得点できる日本経済大学。また、No.11鮫島(2年・鹿児島工高)など控えの選手層も厚く付け入る隙を与えない。高いシュート力と高さを生かしたプレイを武器に昨年度以上の成績を残すことができるか注目したい。
前大会ベスト8で惜しくも涙をのんだ愛知学泉大学。抜群の身体能力と高確率でアウトサイドシュートを決めるキャプテンNo.2松本(4年・誠英高)、No.31井上(4年・鳥取工高)が粘りのあるディフェンスとインサイドプレイでチームを牽引する。2年生スコアラーNo.90飯尾(2年・直方高)の活躍にも期待したい。持ち前のディフェンス力と個々の能力の高さは健在で昨年度の雪辱を晴らせるか。
主将としてチームをまとめ、自ら得点し流れを引き寄せるNo.8烏山(4年・育英高)が中心となる関西大学。また、観客の度肝を抜くほどの高い身体能力と、高いシュート力を併せ持つNo.23藤高(3年・大阪商業大学高)のプレイは必見。爆発するとアンストッパブルなチームと化し、西日本大会制覇も夢ではないだろう。
チームの司令塔としてゲームをコントロールするNo.14山田(3年・大商学園高)が中心となる大阪産業大学。またNo.9鄭(4年・東山高)の長身をいかしたプレイや、高確率で3Pシュートを沈めるNo.47新里(3年・北中城高)に期待がかかる。全員バスケと鍛え上げられたコントロールバスケで上位進出を目指す。
大阪学院大学は、チームの核であるNo.7石原(4年・興誠高)の独特のリズムからのドライブはどのチームも手を焼くだろう。また、幅広いプレイでインサイドを支配するNo.22小阪(3年・大阪学院高)や、シックスマンとして完璧に仕事をこなすNo.11野中(4年・金光藤蔭高)は脅威。低身長ながらNo.31西原(3年・松山城南高)はエースストッパーとしてチームに貢献する。選手層も厚く、悲願の優勝へ全員バスケで挑戦する。
攻撃的なディフェンスからの速攻と高さを活かしたハーフコートオフェンスが特徴の浜松大学。その中核を担うのが、積極的な1対1で相手ディフェンスを切り裂くNo.33和田(4年・延岡学園高)と、高さを活かしたポストプレイと豪快なダンクで観客の度肝を抜くNo.45シダットジャーラ(4年・延岡学園高)の今年で7年目となる熟練コンビ。上級生を中心にチーム一丸となって頂点を目指す。
九州産業大学は素早いパス回しからの速攻を意識し、No.3早田(4年・九産大九州高)のミドルシュートやNo.9高松(4年・祐誠高)の粘り強い1対1を武器に優勝を狙う。
流通科学大学はNo.13小椋(4年・尼崎工高)が攻守でチームを牽引する。また、シューターであるNo.77井上(4年・明石清水高)や、堅実なプレイで得点するNo.12新宅(2年・津幡高)の活躍が試合の行方を大きく左右するだろう。自分たちのペースに持ち込めれば上位進出も可能だろう。
天理大学は、インサイドで圧倒的な存在感で猛威を振るうNo.23劉(4年・長崎日大高)がチームを引っ張る。また、シューターでありながら鋭いドライブからも得点できるNo.18相馬(3年・宮崎工高)にも注目が集まる。高身長でありながら身体能力の高いメンバーが多く、インサイドは脅威。安定した試合運びと層の厚さを武器に、全員バスケで王座奪還を狙う。
昨年度悲願のベスト8入りを果たした甲南大学。ルーズボールやディフェンスでチームを鼓舞する主将No.13河内(4年・神戸科学技術高)やシューターであるNo.12村上(4年・育英高)がチームを引っ張る。また、いぶし銀な活躍をするNo.71松尾(4年・甲南高)もチームになくてはならない存在とまで成長している。チームの起爆剤となれる選手が多く、昨年度以上の成績を残せるか。
中部学院は小柄なチームながらトランジションを早いオフェンスと、攻めるディフェンスで勝利をもぎ取る。No.91石神(4年・美濃加茂高)が主将として、声を出しチームを盛り上げる。全員バスケで全大会以上の成績が残せるか注目が集まる。
鹿屋体育大学はNo.1内村(4年・延岡学園高)、No.2枡田(4年・広島皆実高)を中心に全員が得点を狙える。またNo.0占部(3年・北陸高)のゲームメイクにも注目で、例年以上のプレイで観客を魅了してくれるだろう。